ワクドキとは、レッスンの中でいかにその人のお手伝いができるか

 

富良野地方でヨガやひめトレ、高齢者向けの運動などを幅広く展開している 「ハピネス」代表のホシナサオリさん。 週に1度、富良野にある介護施設すまいるふらの「ごりょうの丘」で、入居者の運動による身体のケアを担当。宿泊施設でのヨガレッスン、女性を中心に注目されているひめトレなど、東洋医学を元にした独自のスタイルで活躍中!

私が伝えたいのはセルフケアの重要性

 

 

ー最近ワクドキしていることは?

ホシナさん 仕事です(笑)。仕事柄多くの方とお会いし、出会いにワクドキするというのも勿論なのですが、レッスンの参加者に「心と身体のセルフケアの重要性」をいかに伝えられるかがもっともワクドキする事です。

ーホシナさんがレッスンで心がけていることは?

ホシナさん  スタートはスポーツインストラクターでした。当時はただひたすら参加者の方に自分の考えを伝えたい、実行してもらいたいという気持ちでレッスンに望んでいたのですが、ある時ふと思いました。私は何がしたくてレッスンをしているのだろう、参加している方は本当に満足しているのだろうかと。その後たくさんの方にアドバイスを頂いて現在のスタイルにたどり着いたのですが、「私自身が経験と知識をもつことで、その人にあった健康づくりを提供できる」というスタンスに変わってきました。人それぞれ悩みもニーズも違います。一人一人に寄り添うことで本当の意味での健康について考えていただけるのではないのかと気づきました。レッスンでの目標は、心と身体が繋がっているという事を知って頂き、「セルフケア」の意識を高めてもらう事です。身体が元気でも必ずしも心が明るくなるとは限りませんし、心が元気でも身体の調子が悪いとやりたいことも出来ません。そこに気づいて頂いた上で、私の知識や経験の引き出しから皆さんにあった形を見つけるんです。どうですか?ワクドキしませんか?「今まで出来なかった事がホシナさんのアドバイスのおかげで出来るようになりました!」なんて言われると、本当に嬉しくて私自身も笑顔が溢れてきます。

健康意識の底上げをしていきたい

 

 

ー今後の展望は?

ホシナさん 体操や運動を通して地域貢献をして行きたいと思っています。一般の方が気軽にレッスンを受けられるような仕組み作りが、健康意識の底上げに繋がっていきます。それぞれが健康に対して意識を持つ事で、コミュニティが自然と発生し、互いに刺激し合いながら笑顔溢れる街へと近づいていくと思うんです。幸せの源は健康です。点から線、線から面へと繋がるようにコツコツと活動を継続していきたいと思っています。

ホシナサオリ